主題「文字でのコミュニケーション」

副題〜その書き込み、読み手にどう伝わるかな?〜

さいたま市立新和小学校

1 ねらい

インターネット上に書き込みをする際には、どのような配慮が必要なのかを理解し、適切な表現で書き込むことができるようにする。

2 指導計画

(1)学習のめあての確認

(2)動画1の視聴

『コミュニケーションと掲示板』(キューブキッズ2)

(3)動画1の内容について話し合う

   〜文字でのやり取りでなぜ誤解が生じてしまったのか〜

(4)自分ならどのようにするか考える

(5)動画2の視聴『ちょっと待って、ケータイ』(()日本視聴覚教育教会)

(6)感想発表

3 授業実践例

(1)本時のめあての確認〜「何 言ってんだよ。」という文章を見て〜

  ・同じ言葉でも、捉え方によって印象が変わることに気がつくことができるようにする。

(2)動画1の視聴

(3)動画の内容について話し合う

  ・文字でのやり取りと、直接会って話をするやり取りの違いについて考えさせる。
    Q:「なぜ、ハナとモモコは仲が悪いと誤解されてしまったのでしょうか。」

  児童の感想より(一部)
     
     ・本当は違うのに文章で書くと明るく楽しそうにという気持ちが伝わらなかった。
     ・しゃべっていた時の感じが伝わらなくて、怒っているみたいにみえていた。
     ・モモコはじょうだんのつもりで書いたんだけど、字だけだから誤解された。


  
・文字でのコミュニケーションをとる時に気をつけることを考えさせる。

  児童の感想より(一部)
     ・誤解されてしまう文などは言葉を変える。
     ・書き終わったらもう一度読み返す。
     ・顔文字や絵文字をつける。
     ・書き込みをする人は、読み手が受け取った時のことを考えて書きこむようにする。

(4)自分ならどうするか考える

  ・考えを発表しあって、みんなでより良い表現のしかたを考えていくようにする。

   児童の考え(一部)
     ・「おかしいよね」を「おもしろいよね」に書きかえたらよかったのでは。
     ・「ドジでおかしいよね。」のところを「HANAちゃんっておもしろいよね。」にすると思います。

(5)動画2の視聴

(6)感想発表

   ※児童の感想より(一部)
     ・インターネットやメールに書きこむことで、きけんなこともあることが分かりました。
     ・私は、掲示版を使う時は、だらかを傷つけるようなことは絶対に書き込まないようにしたいです。
     ・言葉遣いによって、友達とかが誤解するなんて知らなかった。メールやサイトの書き込みには気をつけたい。
     ・インターネットやメールは、ちゃんと確認してから送るようにしたいと思いました。
     ・書き込みなどをする時は、相手の気持ちを考えて書く。

4 成果と今後の課題

    携帯電話を持っている児童は2割ほどであったが、インターネットはほとんどの児童が利用していた。
   今回の授業では、掲示版への書き込みする時に配慮することを考えさせたが、児童の感想を見ると、会って話をするよりも、
   文字でのコミュニケーションは誤解を生みやすいという特徴が理解されたと思う。
    しかし、一方で、「こわいことになるから、あまり使いたくない」という感想も見受けられた。今後は実際に
   インターネットを利用するなかで、便利な道具であるという実感を持たせつつ、相手の気持ちを考えた表現方法を具体的に考えさせる
   活動を重ねていくということが課題として残っている。